関西玉龍同窓会

−絆との出会い−

S50年卒 園川隆秀

 昭和50年3月に玉龍高校を卒業するとともに自宅も県外に変わり、同窓会に出る機会もなく、玉龍との縁はほとんどなくなっていました。 唯一、新婚旅行の時に、九州に縁のない妻に鹿児島と母校を見せたくて立ち寄ったことがあったくらいです。
  第二の会社人生を歩み始めた平成22年、玉龍の同級生より電話があり、創立70周年記念式典及び同窓会が開催され、我々25期が実行委員となっており、私にも出席して欲しいとの要請がありました。 大変懐かしく、うれしく、卒業以来35年振りに同級生や恩師の方々にもお会いしたいと思い、5月22日(土)、玉龍での記念式典・講演会、そして祝賀会に出席しました。 講演された尾辻さんが先輩であることもその時初めて知りましたが、同氏の艱難辛苦な人生にも感銘を受けました。 35年振りに入った校舎や体育館が懐かしく、中高一貫で増えた後輩の姿も頼もしく映りました。 この時見た後輩の内10名とは、今年・昨年のウエルカム関西で会うことになり感慨ひとしおでした。 城山観光ホテルで行われた同窓会総会及び記念祝賀会では、クラスメートや副担任であった瀬田豊文先生と歓談でき楽しいひと時を過ごせました。

  70周年記念のお蔭で、関西玉龍同窓会からもお誘いを受け、 平成23年10月22日(土)午後3よりの総会・懇親会に初めて出席しました。 丁度この日は、大学の関西同窓会総会・懇親会が同じ会場で午後12時よりあり、焼酎(芋と米)と珍味を堪能するとともに、人との出会いと絆の大切さを改めて痛感した一日でした。
  翌年、関西玉龍同窓会の常任幹事となり、岩崎名誉会長、中原会長他常任幹事の皆様と関西かごしまファンデーや鹿児島県人会総連合会総会・懇親会や新年互礼会等に参加し、 稲盛名誉会長、渕本逸雄本部同窓会会長にご挨拶させて頂いたり、鹿児島県人の並々ならぬパワーを感じたり、この2年間、多くの人との新たな出会いとよい経験をさせて頂きました。
これからも微力ですが、玉龍同窓生の絆と、人との出会いを大切なものにするために、関西玉龍同窓会の活動に尽力していきたいと思います。